ロープブランコとは?
無足場工法、ロープ作業などとも呼ばれている作業方法で、通常は足場がなければできないビルの外壁診断や修繕工事なども足場無しでできる方法です。今後、法改正によりビルオーナー様には、外壁診断報告が義務付けられます。その場合でも足場無しで精密な診断が行える画期的な工法として注目されています。
実はとても安全性に配慮
解説
ロープブランコをイメージすると、大丈夫なの?と思われますが、安全性にはとても注意を払っています。
ヒマラヤ登山などで使う装備。ロープ一本に10人以上ぶら下がっても切れないロープを使用!
登山は、一本のロープに登山チーム10数人がぶら下がって登ります。そのような過酷な状況で使うロープと同じものを使っていますが、ロープブランコでは、一人一人が自分のロープで作業します。すなわち、一本のロープにたった一人しかぶら下がっていませんので、強度は全く問題ありません。
もちろん命綱は別にあります。万が一ロープが切れてしまうと大変ですから、もう一本命綱のロープも装備して作業します。
足場作業との落下事故の違い
実は緊張感があるから事故率はとても低いのです。
足場作業だと、経験の浅いアルバイトでも登れますから、ちょっと気をぬくとモノを落としたり、落下事故が絶えません。
毎日日本のどこかで2人は落下事故を起こしているような状態ですから、足場があれば安全かといわれるとそのようなことはありません。むしろ、足場があるから気が緩んで事故が多発しています。ロープブランコは、自分の安全性は自分で守らなければなりません。その緊張感が作業中は高い集中力も生み出してくれます。結果としてロープブランコでの事故は極端に少ないのです。
外壁レスキューは困難に立ち向かいます。
足場がかけられないところでも可能
足場が難しい狭いスペースだと、足場があると逆に邪魔になり作業効率が極端に下がってしまいます。結果として手間がかかり工事費が高騰することになります。ロープブランコなら、足場がない分狭いスペースでもスムーズに移動ができますので経済的です。
外壁レスキューは安全第一!
もちろん歩行者の安全は確保して行います。
作業中の建物上部からモノが落ちてきたら、、、もちろん大問題になります。
そのようなことがないように外壁レスキューでは、地上には誘導員などを配置して歩行者の安全確保を行います
降りれない場所はありません
基本的に屋上に上がれるフラットな屋根でなければ作業は難しくなりますが、斜めの勾配屋根の建物でも不可能ではありません。現地を確認して可能かどうかは判断いたします。
6.足場がなくても調査や補修修繕ができるのはロープブランコだけ
詳細な打診検査が可能
足場がなくても、ロープブランコ工法を使えば詳細な打診診断が可能です。診断結果は、図面に書き出し、写真などと共に、割れや浮きの箇所をまとめた報告書を作成いたします。地上からの目視では、到底できない詳細な診断が足場無しでもできるため、
診断中に修繕も可能です
部分的な補修であれば、診断しながらでも補修が可能です。
現場調査を実施中に発見した小さな劣化などはその場で補修も可能です。
外壁修繕・塗装が可能
足場がなくてもタイルや外壁の浮きの補修ももちろん可能です。タイル裏面の浮き部分にはエポキシ樹脂などを用いて剥落しない処理を行います。外壁レスキューでは、その作業途中の写真もしっかりと管理しますので、本当に作業を行ったのか?という心配は不要です。また、もしも工事後に不具合が起きた場合でも、ローブブランコ工法なら迅速に補修作業を行えますので安心していただけます。
塗装は下塗り、中塗り、上塗りと3回塗りを基本としています。足場がなければ工事ができないということは全くありません。むしろ、足場がない分作業は円滑に進めることが可能です。
足場代よりも品質が大切です
ピンポイント補修も可能
小さな箇所なのにその修繕工事費よりも足場代が高くつくということもよくあります。そのような小規模補修にもロープブランコ工法はうってつけの工事方法です。部分的なタイル補修、シーリング補修や雨漏り補修、塗装の補修なども足場架設がない分だけ工事期間も短く済みます。
足場代を内装やエントランスなどの改修費用に回せます。
大規模改修工事になると、足場代だけでも数百万円は当たり前です。ですが、その足場は工事が終われば無くなるものです。ロープブランコ工法なら、足場代がほぼ0円のため、数百万円をカットすることが可能になります。結果として、品質は保ったまま、総工事費を浮かすこともできますし、足場代の分を使ってビルの顔でもあるエントランスをリニューアルしたり、内装をリノベーションして資産価値を高めることができるでしょう。通常の足場作業工事と比べると、ビル自体の耐久性に直接関与できる賢い選択が可能になります。