- 雨の日も雨漏りを防げますか?
- 雨の日は基本的にロープの安全性を確保するのがとても難しくなります。何より安全性を重視した作業をモットーとしておりますので、雨の日は手が出せません。シリコンなどの防水シール剤も雨に濡れると密着性が悪くなるためお勧めできません。 雨の日に場所や症状を室内から確認させていただき、後日晴れた日に安全を確認した上で処置を行います。
- 危なくないんですか?不安定なのにちゃんと工事はできるのですか?
- 安全性の確保は、足場作業以上の注意を払って行っています。落下事故統計データでも明らかなように、足場からの落下事故は年間360件、実に1日に1人は落下事故をどこかの現場でおこしていることになります。ですが、ロープ作業からの落下はたったの2名。それも、ロープの安全性を確保していなかったという初歩的なミスによるものです。足場があることで、意外と安心してしまって事故を起こしやすい状況にあります。
不安定だとか踏ん張れないというのは偏見です。ロープは実に◯◯Nk/f?という力にまで耐えられる強度を持っていますので、ロープによって壁面に体を固定しながらしっかりと行うことが可能です。
- 確認とか他の人はできないから適当にしてもわからないのでは?
- 足場がないため、実際にどんな作業をしているかはわかりにくいもの。ただでさえ不安定だという理由で、同業者からも偏見を持たれているのも事実です。
そんな不安を払拭するために、写真撮影による工事管理を徹底しています。工事前と工事完了後のみならず、使用材料や工事途中の写真も合わせて撮影したものをお渡ししています。
- 足場がないなら工事に時間かかるのでは?
- ロープブランコは足場を仮設する工程がないので工期短縮になります。その上、足場設置 と解体に予定を合わせる必要がないので自由に工期日程を組むことができます。 足場解体日程が決まっていると、無理をして多少濡れていても工事をするところがありますが、ロープブランコ工法は足場工事に左右されません。結果として、質の高い工事が保たれることになります。
- 工事代(塗装)は割高になるのでは? (総額ではなく工事単価として)
- 塗装工事は足場でもロープブランコでも同じ作業ですので割高になることはありません。
- 塗料が飛び散ったりするのでは?
- 飛散対策として、建設現場よくみかける建物を覆ったメッシュシートをパラペットクラン プなどを用いて飛散防止に必要な外壁面だけ覆って作業します。塗装工事が完了し たらすぐに撤去することが可能です。
- カメラとか道具を落としたら大惨事になるのでは?
- 特に危険なカメラなどはすべて一つ一つヒモで繋がれています。
一階部分の出入りの激しいエントランスなどは、歩行者保護用の足場をかけて、安全に出入りや歩行ができるようにしています。交通整理の人員も配置して、落下物の危険から歩行者を守るための細心の注意を払って行います。